og 参加者案内 - スポーツクライミング 第4回ボルダリングユース日本選手権鳥取大会2018 - 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会

この文書に記載のある事項以外は、最新のIFSCルールを適用する

予選方式 各グループ 8課題

  1. 予選の競技進行
    • 各年齢別などのグループごとに8つのボルダー課題が準備される。
    • ボルダーの番号はその難易度をあらわすものとする。
    • No.1は最も容易なボルダーであり、No.2~5は中間の難度、No.6~8は高難度のボルダーとなる。
    • 各選手は各ボルダーについて、最大5回までのアテンプトを行うことができる。
    • 予選はデモンストレーションなしのフラッシュで行う。
    • 選手数が少ない場合、複数の年齢別グループ及びカテゴリーを1つの予選グループにまとめてもよい。
    • 各選手は任意の順番で随時、そのアテンプト前に、その成績カードをボルダージャッジに渡して各ボルダーのアテンプトをおこなう。(ジャッジペーバーを渡した順に選手は競技を行うこととなる)
    • 1つのグループの全選手は、人数に応じて主催者が割り当てた競技時間内に、一緒に8つのボルダーでの試技を行う。
    • 必要に応じ、ボルダージャッジは選手が特定のボルダーでアテンプトをおこなう際の競技順リストを作成する。
    • 予選の開始と終了は、大きなシグナル音で知らせる。予選終了の1分前は、それとは異なるシグナル音またはアナウンス等で全体へ周知する。
  2. 予選でのテクニカルインシデントの処理
    • あるボルダーでテクニカルインシデントが発生した場合、そのボルダーは修復の間、閉鎖される。
    • 修復が10分以内に終了した場合、ボルダーは再開される。この際、割り当て時間は追加されない。
    • 修復に10分以上を要した場合、そのボルダーは除外される。
  3. その他
    • 選手は同じ1色のホールドのみを使用することが認められる。この場合、ルートセッターが同じエリア内の各ボルダーを区別するために使用することができる色は、最大3色までとする。
    • 色覚障害のある選手については、事前に申請しなければならない。
    • 各課題にはゾーンが1ヶ所設置されている。
    • 選手は地面から届く範囲のホールドのクリーニングを随時要求できる。また、選手は地面から届く範囲のクリーニングをおこなうことができる。ブラシ及びその他の用具は主催者が提供したものだけが使用可能である。予選では主催者側スタッフは配置しないため、個々の選手がクリーニングを随時行ってもよい。
    • 予選ラウンドでは、選手はそのアテンプトの前、そしてアテンプトの間、競技ゾーンの外にいる他のチーム・メンバーから情報提供を受けることができる。

決勝方式 各年齢別グループ 3課題

  • 各年齢別グループにおいて、予選を突破した上位6名にて決勝を行う。
  • 決勝開始前には、決勝進出者の選手紹介があり、その後 各課題2分間のオブザベーションを行う。
  • 決勝の各選手1課題に与えられた時間は4分間。
  • 複数のグループで同時に競技を進行させることができる。
  • 決勝はそれぞれカテゴリーに1コースのボルダーで競技をおこなう。両カテゴリーは通常、同時進行で競技をおこない、各選手の組合せは予選の成績による競技順に従う。
  • 両カテゴリーの選手は、各ボルダーでの競技を同時に開始しなければならない。

抗議に関する規定

  1. 選手のアテンプトの判定に対する抗議

    選手のアテンプトの判定に対する抗議は、予選、決勝共に次の選手のアテンプト開始前にただちにおこなわれなければならない。
    そして、こうした抗議がおこなわれた場合、その必要があれば、選手はテクニカルインシデントを被ったのと同じ扱いとなる。決勝ではこのような抗議は、選手が次のボルダーに移動する前に、処理を決定し、必要なあらゆる対応が完了している状態にしなければならない。

  2. 選手の順位(すなわち発表された成績の誤りや矛盾)に対する抗議

    選手の順位(すなわち発表された成績の誤りや矛盾)に対するいかなる抗議も、審判長に対し、以下に従って文書でおこなわねばならない。

    • 予選に関するあらゆる抗議は全ての公式成績が公開されてから5分以内に
    • 決勝に関するあらゆる抗議は公式の成績一覧が公開後ただちに